卓球指導で大切な選手をやる気にさせる効果的な褒め方のコツを紹介!
「褒める」ということは、選手育成にとってとっても大切です。
だって、褒められて嬉しくない人はいませんよね?
それだけで心の栄養になります。
褒めるという行為を効果的に使うと、選手のやる気を育てることができ、驚くほど短期間で成長させることができます。
今回は、効果的な褒め方について、お話をしてみたいと思います。
褒める時のコツや注意点は?
一口に褒めると言っても、どうやって褒めたらよいのでしょうか?
ただただ、「ナイス!」とか「今の良かったよ!」なんて言ってるだけでは、せっかくの褒めるチャンスが台無しです。
それでは、褒める時のコツや注意点についてお話していきます。
褒める時は徹底的に褒める!
褒める時に大切なのは、徹底的に褒めることです。
それこそ、若干オーバーに聞こえるくらいでちょうど良いでしょう。
「今のプレー最高に良かったよ!」なんて言いながら拍手したり、サムアップしたり、肩を叩いたりなど、声だけでなく、身振り手振りを交えて褒めちぎります。
そんな風にすると、選手もコーチもチョット恥ずかしいと思うかもしれません。
でも、それが大切なのです。
オーバーに褒めることで、選手の心にも記憶にもその出来事が刻み込まれます。
そうすることで選手が、自分がどのようなプレーや行動をとれば良いのかを意識して行うことができるようになります。
褒める時は間髪入れず褒める!
褒める時のコツとして大切なのは、素晴らしいプレーや行動ができた時は間髪入れずに褒めることです。
人の記憶には鮮度があります。
時間が経てば鮮度は落ちてしまい、記憶も薄れます。
時間が経ってから「あの時は良かったよ!」と褒めたとしても、嬉しさは半減でしょうし、最悪の場合、選手の方がプレーや行動を忘れてしまっていることもあります。
そうなってしまえば、せっかくの褒めるチャンスも台無しになってしまいます。
それを防ぐためにも、褒めるチャンスがきたら間髪入れずに誉めましょう。
そしてコーチは、褒めるチャンスを常に探しながら指導することが大切です!
褒める時は具体的に褒める!
せっかく褒めるチャンスが訪れてきても、「ナイスプレー!」とか「今の良かったよ!」なんて、抽象的な言葉で褒めても十分は効果は得られません。
褒める時は、具体的に何が良かったのかをシッカリ伝えることが大切です。
具体的な言葉で伝えられることにより、選手は何が良かったのかをキチンと理解することができます。
褒める時は周りにも聞こえるように褒める!
自分が褒める時にしてきたのは、周りの選手にも聞こえるように褒めることでした。
練習中であれば、周りの選手にも聞こえるように大きな声で褒めましたし、ミーティングの時などは、選手の名前をあげて具体的にどんなことをして何が良かったのかを褒めるようにしました。
そうすることで褒められた選手は当然嬉しくなりますし、周りの選手には、どのようなプレーや行動が良いのかを示すことができます。
まとめ
今回は、効果的な褒め方についてお話ししました。
最初にも書きましたが、褒めるということは、それだけで心の栄養になりヤル気に繋がります。
大切なのは、効果的なタイミングと言葉です。
たくさん褒めることができれば選手も嬉しいですし、褒めているコーチも気分が良いです。
たくさん褒めて、明るい雰囲気を作り出すと良い循環が生まれてくると思います。