卓球初心者は4種類の技術だけで試合OK!その技術とは?理由も解説
卓球の技術って本当にたくさんありますよね…
サーブの種類はものすごい数があるし、レシーブテクニックだってストップやフリック、チキータをはじめ様々なテクニックがあります。
それこそ、ラリーで使う打法だけでも、ドライブやカット、ブロックとタダでさえ放部なのに、それぞれに派生したテクニックがあって、種類を覚えるだけでも頭がパンクしそうです。
もし、試合で勝とうと思ったら、それらの技術を全部できるようにならなければいけないかと言えばそうではありません。
って言うよりも、この世にある卓球の技術を全部覚えようったって不可能です。
僕は、試合で絶対に必要な技術は最低4種類で良いと思っています。
その試合で絶対に必要な4種類の技術は何でしょうか?
詳しく説明していきましょう!
試合で絶対に必要な4種類の技術と理由を解説
それではさっそく、試合で絶対に必要な4種類をご紹介しましょう!
それは
ポイント
・サーブ
・ツッツキ
・ブロック
・ロング打法
です。
どうして、この4種類の技術が絶対に必要なのでしょうか?
それぞれ詳しく解説していきましょう!
試合で絶対に必要な技術① サーブ
まあ、これは説明の必要はないですね…(^^;)
サーブができなければ試合になりませんもんね。
でも理由はそれだけではないです。
サーブに威力があれば、ラリーをすることなく得点することができますし、サーブで絶対に得点出来れば試合で負けることはありません。
というのも卓球の試合では、サーブは2本ずつ交代で行います。
つまり、サーブで確実に2得点出来れば、相手のサーブの時に2失点しても2-2の同点です。
このような展開で試合が進んでいけば、絶対に試合は負けることはないですよね?
なんなら、レシーブの時に1点だけでも得点できれば、その試合は確実に勝利します。
実際には、こんなに簡単にはいかないでしょうが、サーブで得点できるということは大きなメリットです。
加えて、サーブは練習相手がいなくても上達できる技術です。
なので、試合で勝ちたいと思ったらサーブ練習に力をいれて、サーブの技術を高めるのが絶対の早道です。
試合で絶対に必要な技術② ツッツキ
台上技術は、卓球の試合での生命線といえます。
そのため、卓球の台上技術には、たくさんの技術があります。
そのたくさんの技術の中で、僕が初心者におすすめするのがツッツキです。
なぜツッツキをおすすめするのかというと、ツッツキは台上技術の中でも比較的習得が簡単なうえに、相手の攻撃を単純化させることができます。
しっかりと下回転をかけたツッツキなら、それだけで相手のミスを誘うことができますし、そうそう強打をされることもありません。
ある程度のレベルの相手であれば、よく切れたツッツキには、ツッツキで返球してくるかループドライブなどで持ちあげてくるくらいです。
相手がツッツキで返球してきたなら、再度ツッツキで返球すれば良いですし、ループドライブなどで持ち上げて来たならブロックで対応するか、ロング打法でカウンターを当てることも可能です。
ツッツキラリーの展開に持ち込むには下回転サーブが有効です。
試合で絶対に必要な技術③ ブロック
ブロックにもたくさんの技術がありますが、ここでは最も簡単な当てて返すだけのブロックで十分です。
ブロックは相手の力を利用して返球する技術です。
ラケットに当てることとラケット角度さえ意識していれば相手コートに返球することが可能です。
相手コートにさえ返球できれば、何かが起こる可能性があります。
場合によっては、そのブロックがカウンターとなる事もあります。
また、もし余裕があるのなら、ブロックで相手を揺さぶることができれば、それだけで相手の連続強打を防ぐことができますし、相手のミスを誘うことができます。
試合で絶対に必要な技術④ ロング打法
ここで言うロング打法とは、特に特定の技術を指しているわけではありません。
ドライブやフラット打ち、ハーフボレーなど、台上以外のボールを自分の力で相手コートに返球する打法の総称の意味と理解してください。
チャンスボールや相手の返球が緩やかであった場合、ブロックではボールが相手コートまで飛ばずミスをしてしまいます。
チャンスボールや相手の返球が緩やかであった場合には、やはり自分の力で相手コートに返球しなければ得点することはできません。
それほどの強打は必要ないとしても、最低限、自分の力で相手コートにボールを返球できる技術は必要です。
4つの技術だけでも試合に勝てるようになる理由
ここまで試合で必要な4種類の技術を紹介しました。
皆さんの中には、本当に4種類の技術だけで試合が成り立つの?って疑問を持つ方も少なくないと思います。
ハッキリ言いましょう!
上記の4種類の技術だけで試合はできるし、何ならある程度までなら勝ち進むことができます。
というのも、上記の4種類の技術は前段で説明したとおり比較的簡単に習得できます。
簡単に習得できるということは、技術を高めるための時間も短いということです。
ということは、この4種類の技術を徹底的に磨き上げることで、短期間で強力な武器とすることも可能ということにもなります。
例えて言えば、鬼滅の刃に登場する我妻善逸の「雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃」です(鬼滅の刃を知らない方ゴメンナサイm(_ _)mでも、面白いので見てみてね)。
善逸は、「雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃」しか使えません。
というのも、自身の能力不足で他の技を習得できなかったからです。
善逸は、他の技を習得できない自分を恥じていましたが、善逸の師匠は
「ひとつのことしかできないなら、それを極め抜け!極限の極限まで磨け!」
と善逸に伝えました。
善逸は師匠のその言葉に従い1つの技を極限まで高め、ついに自分だけのオリジナルの技をも編み出しました。
卓球の技術も、これと全く同じだと思います。
ポイント
相手がレシーブできないサーブを習得することができれば絶対に負けることはありません。
強烈な下回転のツッツキをミスなく相手コートに送ることができれば、相手の攻撃力は低下します。
相手がどんなに打ち込んできても、全部ブロックで返球できれば、いずれ得点できるのはあなたです。
そして、最初はただ打ち返すだけのロングも、極めれば強力な攻撃技術へ変貌します。
まずは、4種類の技術を高めることで、強力な武器とする。
それから様々な技術を覚えていった方が間違いなく上達が早いと思いますし、習得できる技の数も確実に多くなります。
上記の4種類の技術は、木の幹だと思ってください。
細い幹には、枝葉を多くつけることはできません。
幹が太ければ太いほど、たくさんの枝葉をつけることができます。
上記の4種類の技術を極めることが上達の早道であり試合で勝つ早道ということがご理解できたと思います。
まとめ
今回は、試合で必要な4種類の技術と理由を解説しました。
卓球にはたくさんの技術があり、どうしてもその技術に目が奪われがちです。
でも本当に必要なのは、サーブ、ツッツキ、ブロック、ロングです。
この4種類を極めることで、必ず強くなります!
地味な技術ですが、確実にあなたの力になります。
頑張って練習しましょう!